ストー土地建物

2019年5月に副鼻腔炎の治療のため、
入院・手術を受けました。

入院に当たっては、ネットの情報が大変役に立ちましたので、自分の体験談を記しておこうと思います。
いつかどなたかのお役に立ちますように。

またひたすら綿球を替える時間が来た。
でも手術直後と違い、朝には5分おきだった交換頻度がどんどん減ってゆく。

今日は午後からロビーでのコンサートに行きたいので、1時間もつと安心だな。
聞きたいのは1曲だけれど。

＊＊＊＊＊＊
そういえば、
隣の部屋に同じ日に入院した、同じ副鼻腔炎の方がいた。
私よりも軽いとは聞いていたが、この日の午前中に退院した。
多分ガーゼを抜いたタイミングは変わらないが
「鼻中隔」をいじっていないので？出血もなく。
それはいいが、
家族に退院時刻を電話で伝えるのが丸聞こえ。
一人部屋なので気にしていないのだろうが、
こちらはダバダバ血を流している中、
…切なかった。
自分が今後同じ状況になったら、こっそり退院しようと思った。
苦しい方がいっぱいいるんだもの。

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昼頃には30分ほっとけるようになった。
朝は食べられなかった昼食に取り掛かる。
で、その途中
旧やつい先生（偽）が来た。
「あ、食べてるね」具合の悪いペットの様子を見る感じ。
朝に食べてない情報が届いているのかしら。
フタをしたままのごはんは残すつもりだけれど、
先生、安心しているようなので開けずに「がんばって食べてます」と答える。
「ちょっと口見せて」って

え？

だから食事中よ。
レタスだらけなのでしばしモグモグしてから口を開ける。
ちょっと残ってたかもだけど、タイミング悪すぎやって。

すぐ後にのび太先生（偽）が入室。
処置室に呼ばれ、また口を見られる。
あれ？さっきも見られたよ？

今思えば、先生昼から半休で急いでたのかも。
午後から処置室の照明が消えていた。
そういえば、
バカボンのパパ状態だった、鼻下の黒い針金状のものはなくなっていた。
わーい
(*'▽')

その後、綿球の交換が1時間間隔でも大丈夫そうになったので、
13:50に売店へ向かい、
いつものコーヒーとヘアゴムを買って、
ギリ結べる長さの髪をまとめ、ロビーコンサートに向かった。
14時ちょっと過ぎに着くとまだ演奏は始まっておらず、開会のお話が長い。
（鼻血出るから早く…）
私が聞きたかったのは2曲目の「カヴァレリア・ルスティカーナ」。
学生時代にマンドリンで演奏し、
レストランでピアノ演奏をリクエストする程大好きな曲。
その曲が終わると鼻血が垂れる前に中座して部屋に戻った。
その途中、県民オケの楽器ケースがバラバラと置いてあったので、
管理できる場所にまとめた方が良いよ、と伝えたかった。

この日、スケジュール表では入浴ＯＫだったが、
朝、処置室に籠っていたので予約がとれなかった
看護師さんに聞けば空いている時間があるかもしれないが、
出血がぶりかえしそうなので、お休みすることにした。

夜は念のため1時間おきに綿球の様子を見る。
気付けば、ちょこっと鼻を息が通る。
わーい
ナースステーションがやけにうるさい。
3時間おきにＬＥＤライトで照らされる。
起きていた方が大変さが伝わるだろうに、何となく寝たふりしてしまう。